地域に根差し、
心を込めた医療サービスをめざします

患者さまに寄り添い、ご満足いただける透析治療の提供を大切にしています。
- 快適な生活を維持できるよう、継続的にサポートいたします。
- スタッフと十分にコミュニケーションがとれる透析室をめざしています。
- 透析治療に加え、合併症の予防にも取り組み、在宅での生活を少しでも長く続けられるよう心がけています。
- ご家族とも連携し、快適に日常を送れるようサポートいたします。
- 日々研鑽を重ね、よりよい医療を提供できるよう努めています。
人工透析の診療時間
透析室での取り組み

シャント管理
シャントは透析に欠かせない大切な命綱です。定期的にエコー検査を行い、異常の早期発見に努めています。狭窄や閉塞などトラブルが起きた場合には、専門病院と連携し、迅速に対応します。

下肢の観察
透析患者さまは、足の動脈硬化や末梢血管障害によって、冷え・しびれ・痛み・潰瘍などの症状が出やすくなります。小さな傷や潰瘍が悪化すると生活に大きな影響をおよぼすため、毎月1回の下肢観察を実施し、足のトラブルの予防に努めています。

エルゴメーター
透析患者さまの多くは、身体活動量が低下しやすく、フレイル(要介護状態の一歩手前の状態)に陥るリスクが高いといわれています。その予防のため、透析前にエルゴメーター(足こぎペダル)を用いた運動を取り入れています。

自然災害・感染症対策
近年増えている自然災害や感染症の流行に備え、日頃から体制を整えています。
東南海トラフ地震への備えとして、院内での対策だけでなく、近隣の医療機関と連携し、災害シミュレーションにも積極的に取り組んでいます。
東南海トラフ地震への備えとして、院内での対策だけでなく、近隣の医療機関と連携し、災害シミュレーションにも積極的に取り組んでいます。

大病院との連携
合併症や他の疾患についても、地域の総合病院と連携し、サポートしています。
血液検査の結果をもとに医師やスタッフが相談に応じ、お薬に関する不安なども気軽にお話しいただけます。日常生活についても安心して治療を続けられるようお手伝いいたします。
血液検査の結果をもとに医師やスタッフが相談に応じ、お薬に関する不安なども気軽にお話しいただけます。日常生活についても安心して治療を続けられるようお手伝いいたします。

食事の注文
ご希望の方は、1食847円(税込)でお弁当の注文が可能です。

送迎
通院が難しい方を対象に無料送迎を行っていますのでご相談ください。

Wi-Fi完備
院内ではWi-Fiをご利用いただけます。イヤフォンをご持参のうえ、動画視聴やお仕事などにお役立てください。
当院の透析治療

透析液清浄化について
当院では、透析液清浄化ガイドラインに準拠し、常にクリーンな透析液の提供に努めています。
令和6年度には、水処理システム(RO装置・透析液供給装置)から供給配管までを一新しました。
各コンソールにはETRF(エンドトキシン捕捉フィルタ)を設置しています。
毎月の水質検査も徹底し、日本透析医学会が定める水質基準を満たすことで、安定して超純粋透析液を用意し維持しています。
令和6年度には、水処理システム(RO装置・透析液供給装置)から供給配管までを一新しました。
各コンソールにはETRF(エンドトキシン捕捉フィルタ)を設置しています。
毎月の水質検査も徹底し、日本透析医学会が定める水質基準を満たすことで、安定して超純粋透析液を用意し維持しています。

オンラインHDF
オンラインHDFは、血液透析に濾過を組み合わせたもので、市販の補充液ではなく清浄化された透析液を連続的に補充液として使用することで大量の濾過を可能にした治療法です。小分子だけでなく中分子量の大きな老廃物も効率的に除去できるため、透析患者の合併症予防や予後の改善が期待できます。

血液吸着療法
血液吸着療法は、血液中の特定の成分を選択的に除去する治療法です。
- LDL吸着療法
血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を選択的に除去し、血液の粘度を下げて血管を拡げ、血流を改善します。動脈硬化の進行抑制が期待できる治療です。 - レオカーナ
血行再建術が難しい末梢動脈疾患(PAD・ASO)の方に行い、潰瘍の改善や血流の回復を目的とする治療です。 - 顆粒球吸着療法(GCAP)
白血球(主に顆粒球や単球)を吸着除去し、炎症を抑える血液浄化療法です。潰瘍性大腸炎をはじめとする炎症性腸疾患の治療に用いられ、クローン病にも有効性が報告されています。

長時間透析
長時間透析は週3回、6時間以上(週18時間以上)の透析です。当院では6時間の透析にも対応しており一般的な4時間よりも長い時間をかけて行う4〜6時間の透析治療が可能です。透析時間を延ばすことで、身体への負担を抑えながら、より丁寧に老廃物や余分な水分を取り除くことができます。

臨時透析(旅行透析)
普段、当院に通院していない方に、旅行や帰省中の透析を行っていただける臨時透析(旅行透析)に対応しています。当院は京都駅から電車で5分の山科駅が最寄りで、駅から徒歩3分と通いやすい立地にあります。
琵琶湖疏水や毘沙門堂(びしゃもんどう)などが近隣にあり、桜や紅葉といった四季折々の風景を楽しんでいただけます。
曜日や時間帯については事前にご連絡ください。
琵琶湖疏水や毘沙門堂(びしゃもんどう)などが近隣にあり、桜や紅葉といった四季折々の風景を楽しんでいただけます。
曜日や時間帯については事前にご連絡ください。
Tel.075-582-2259
fax.075-582-3986

検査
当院では、透析前後に行う血液検査や胸部レントゲン検査に加え、充実した設備を用いた各種検査を実施しています。さらに合併症の予防や早期発見・早期治療にも努めています。
- 胸部レントゲン
- 採血
- 超音波検査
- 心電図
- 骨塩定量検査
- 動脈硬化検査(ABI)
治療環境

透析室は、8階のフロアにあります。大きな窓から明るい陽射しが入ります。白を基調としていて清潔感があり、スタッフの目の行き届くコンパクトな空間です。透析はすべてベッドでゆったりとお過ごしいただけるよう配慮しており、話しやすいアットホームな雰囲気を心がけています。
- 2025年7月現在の内容です。
- スタッフ数
-
医師:常勤医師1名、
非常勤医師1名
看護師:常勤6名、非常勤2名、 臨床工学技士2名、 助手1名 - 設備
-
透析室(ベッド数22床)、
更衣室、 休憩室、 機械室 - 透析液
- 安定した透析を行いやすい、カーボスターP(無酢酸透析液)を使用しています。
- 透析装置
- HD・HDF:22台(オンラインHDF対応:6台、間歇補液HDF(I-HDF)対応:16台、LDL吸着装置:1台)
- 透析時間
- 4~6時間
- 準夜透析の可否
(21時以降終了) - 不可
- 透析室の終了時間
-
月・水・金19:00まで(2クール)
火・木・土14:00まで(1クール) - 透析の開始時間
-
8:00開始(1クール目)
13:00(2クール目) - 長時間透析の可否
- 可
- オーバーナイト透析の可否
- 不可
- 在宅血液透析の可否
- 不可
- オンラインHDFの可否
- 可
- CAPDの可否
- 不可
- シャント手術の可否
- 不可
- PTAの可否
- 不可
- 障害者自立支援医療機関かどうか
- 自立支援医療機関である
- 処方の区分(院内処方・院外処方)
- 院外処方
- 腎代替療法実績加算の有無
- なし
- 下肢末梢動脈疾患指導管理加算の
有無 - あり
-
診療時間 月 火 水 木 金 土 日 祝 9:00~12:00 ● ● ● ● ● ● / / 17:30~19:30 / / ● / / / / / ※水曜午前は泌尿器科専門医による診療
休診日:日曜、祝日 -
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